チクチクの日々

今朝の信毎。

長野駅の完成予想図。以前の仏閣型駅舎に比べれば
インパクトはないけれど、それでもいいデザインだなあと思う。

そして、
市役所の隣にできる市民芸術館も今、工事の真っ最中だ。
北野、千広、鹿熊３社の大きな看板が目を引く。

お昼ともなれば真っ黒に日焼けした大勢の作業員が
ヘルメットを脱ぎながら、汗を拭きながら、周りの食堂へと消えていく。
その過酷な労働にいつも頭が下がる思いだ。


対して、まだ夏休みを満喫中の大学生の息子。
今夏はその市役所のインターンシップを経験させてもらった。
土木の世界を目指す息子の担当は道路補修の仕事。

穴の空いた道路を埋めていく作業。これを延々と続けていく。
と同時に、芸術館の大変な作業も見学させてもらったようだ。

それ以来、彼の夏休みは勉学にシフトした。
土木施工管理技士の資格取得目指して。

過酷な現場を見て、それでも出来上がっていく、形になっていくことに
やりがいを感じたのか…寡黙な息子は何も言わないが…


彼の卒業した高専の教育理念、
”優れた技術者は優れた人間でなければならない”。
私はこの理念が大好き。まず、これだなと思う。

人の痛みのわかる、人との和を大切にした技術者になって欲しいと
母は切に願う。とかく、頭でっかちになりがちだから。

そして、そして芸術館で働く労働者の方、本当に本当にご苦労様です。
いつも感謝の心を込めて、見守っている、いち市民からでした。